30代SEが転職して思ったこと
ホントマジで早く転職すればよかった
一言でいうとタイトルに尽きる。
「ホント」と「マジ」は同じ意味だけど、それを連続で使っちゃうくらいそう思う。
何を慎重になっていたのか。何をリスクと思っていたのか。
今思うと馬鹿らしい。転職とは選択の一つだ。新卒入社してから選択を一つもしないで今まで来たのかと思うと何やってたんだと思う。
もし似たような境遇の人がいたら是非参考にしてほしいと思う。
転職したかったわけ
詳しいクソエンジニア歴史は後々書いていこうと思うが、あまりいい思い出はない。
とにかく激務で、年齢を重ねるとエンジニアというより
売上重視で、いかに安い人材を沢山かき集め、
なんとかプロジェクトをまわすだけの存在になりかけていて、
クリエイティブな仕事をしたかった私はずっと疑問をかかえながら仕事をしていた。
クソエンジニア歴史例)
- 休み一回/月 → アホか
- 1年単位でドナドナ → 開拓して盛り上がるまでが仕事
- すべては稼働時間でカバー → スケジュール調整とか皆無
- マネージメントという名の尻拭い → エンジニアではない=クソエンジニア
番外編)
- コーヒーのマドラーはボールペン事件
- 着席30分で「あとよろ」事件
- 資料ビリビリ事件
本当に色々なことがあったが、転職リスクのことを必要以上に考えてしまい
簡単には転職に踏み切れなかった。
同じ気持ちの人も多いと思う。
転職に踏み切れなかったわけ
転職するまではこんなことを考えていた。
- 転職は逃げだ
- あいつはダメなやつだ思われるのではないか
- 給料さがったらどうしよう
- 次の会社が合わなかったらどうしよう
- おれが辞めたら現場は回らないんじゃないか
- 仕事って辛いことだらけだもんな
転職した今、すべて明確に論破できる自信がある。
まだ転職して半年程度しかたっていないとはいえ、
それでもあの時の自分と論破対戦をするのであれば、絶対に勝つ自信がある。
転職してみての感想
転職は逃げだ
回答:転職は選択だ。
私は体育会系で育ったからなのか、「途中で辞める」ということに対して
嫌悪感を持っていた。
ただ人も環境も思考も常に変化していくし、会社も変化していく。
この変化に対して柔軟に対応していくにはその都度選択をすべきだった。
この選択の中で「現状維持」というのは一番楽な方法じゃないかと思う。
私は辛抱強く一死貫徹していたように見えて、10年以上一番楽な選択をしていただけだったと思う。
これこそ本当の意味での逃げである。
今の環境と、今の自分に最善の選択を常にしていかなければいけない。
転職はその選択の一つだと思う。逃げでもなんでもない。
おれが辞めたら現場は回らないんじゃないか
回答:回る
回る。絶対回る。もしかしたら悪くなるかもしれないけど、良くなるかもしれない。
けど、そんなものはどんな時だっていえることだ。
私は責任感だけは常に強く持って仕事をしてきた自負がある。
だからこそ、辞めた後の会社のことを考えてしまい無責任に転職に踏み切れない自分がいた。
でも、自分一人いなくなったところで、会社潰れたりとか絶対ない。
自分の存在それで潰れるくらいの会社ならどっちにしてもつぶれる。
確かに今までたくさんの仲間たちの「途中離脱」を見てきたし、
その中には「え、この人いなくなったら終わりじゃね???」
という人も沢山いた。
しかし、今振り返ってみると、すべて何とかなっている。
明日突然いなくなっても、引き継ぎがなくっても、なんとかなる。
そんなものだ。気にすべきところはそこではない。
自分の人生と会社の将来がどっちなのかを考えれば答えは簡単。
会社のことを考えて自分を犠牲にする意味はない。
仕事って辛いことだらけだもんな
回答:この思考で仕事をするのは不幸すぎ
仕事は
自分の得意分野をいかに伸ばすか
にかかってくると思う。
当たり前だけど、
誰でもできる仕事は給料が安いし、特定のスキルを持った人しかできない仕事は、
その分給料が高くなるものだと思っている。
辛いこと、向いていないこと不得意なこと
これを克服したところで、平均的ににマイナスだったところから
人並みになっただけで、社会的な需要はない。
だったら自分の得意なこと、楽しいことをいかに伸ばして、仕事にしていくかというのが大事なんじゃないか。
辛さに耐えた先に何もないなら、早く環境を変えるべき。
人生で仕事に使う時間は計り知れない。
学生時代とは比べものにならない。
行動(転職)して良かった
転職後も同じSESではあったが
自分の希望する案件に配属させてもらうことができた。
案件ガチャに当たっただけかもしれないけど
少なくとも前の会社では絶対にあり得ないような案件であったし
何より、何か行動を起こさないと何も変わらないということは、痛感した。
万が一転職したあと、環境が悪くなっていたとしても
自分が良い環境にいたと気付くことができたと思う、
悪かったならまた転職するなり自分が変わるなりすればいい。
とにかく行動しなければ、ずっと「このままでいいのかなぁ」と思い続けたまま
人生を送っていたことになる。
結果的には、給料や現場環境、メンタル的にも改善することだらけだった。
残業時間も大幅にへったので、クソエンジニアの経験を活かして
もっとクリエイティブな活動をしていきたい。
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