クソエンジニアブログ

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SES転職から2年

 

まず行動が大事と思い作成しはじめたこのブログだが

SEO対策をしまくらなかったせいでgoogle検索で検索すらされない状態になっていました。そりゃ見られないわけだ。

まあ記事をためていたものだと考えて頑張ろう。

 

SES転職から早2年は経っただろうか。

転職直後とは違って、2年経過して思うことを書いていこうと思う。

①社員間の繋がり

前の会社:多い

今の会社:少ない

 

SES転職とはいえ、おなじようなSESの会社に転職した訳だが、社員間の繋がりは前の会社の方が強かった気がする。

 

転職後にコロナが蔓延したのも大きいのだが

前の会社は月一で全社員の集まりがあり、参加がほぼ必須だった。

 

また業務外でも、新人歓迎会、部署での集まり、納会、忘年会、新年会など

飲みの場も多かった。

土日もスポーツサークルのようなものもあり、おなじ職場で働いたことがなくても

話したことがある社員も多かった。

 

一方現在の会社は月一の飲み会があるにはあるが

参加は任意で来る人も限られており、一人現場になってしまえば

あまりほかの社員と話す機会もなく、登録だけしているフリーランスエンジニアのような雰囲気だ。

 

20代であればこの社員のつながりが薄さはちょっと物足りないと思ったかもしれないが、妻子もちでプライベートは家庭にフルコミットする今の自分は転職後の会社が断然良い。

 

一つ気づいたこととしては、前の会社でここまで社員同士のつながりがあったのは、会社として意図的にやっていたんだということ。

会社への帰属意識の低下防止。だと思う。

要は「辞めたいけど、仲良い人多いしなー」「転職しようかなーでもあの人にお世話になったしなー」みたいなことを狙っている。

 

現に自分もそうだった。

今となってはまさにその術中にはまったなあと感じる。

正直、辞めても連絡取る人は取るし、取らない人は取らないし

新たな会社でスタートを切ることは、お世話になった方への裏切りになることにはならない。

 

SESの会社でを選ぶ際は、社員同士の交流のが多いのか少ないのか。
そして自分はどちらを望むのをよく考えた方が良い。

 

②残業時間

前の会社:鬼畜

今の会社:ほぼゼロ

 

これは明らかに改善した。

ただ、これは自分自身が変わったことも大きい要因である。

前の会社では、「定時退社する後ろめたさ」みたいなものを常に持っていたが

今はそれを払拭することができたからだ。

 

決して仕事に対して無責任なマインドとなったわけではない。

タスクに対して必要な期間が確保されているか

確保されていない場合、その原因は何か。

本当にそのしわ寄せを自分が被るべきなのか。

強いては自分の家族まで犠牲にしてやるべきことなのか。

 

そんなことを考えるようになった。

 

要は

偉い人に絶対無理なスケジュールひかれたのにも関わらず

「間に合わなかった私個人の責任だ!なんとかしなきゃ!」

 

っておかしくね?

 

まずスケジュールひいたやつまずお前も責任取るべきじゃね?

という思考に至った感じです。

 

プロジェクトに関わっている人間とか、自分より上層の人間なんて実際めっちゃいるわけで、変なスケジュールのまま無理して遂行してしまうことで
「なんだいけるじゃん」
という結論になって、また無理なスケジュールひかれる。というようなことが繰り返されると思ってます。

 

ただこのマインドに至るには最低限胸を張れるようなエンジニアスキルはないとダメだとは思いますが。

「どの口がいうとんねん」ってならないように。

 

③収入

前の会社:残業しまくって平均より上

今の会社:残業ゼロで↑と同じ

 

前の会社は残業代が全額出たので、鬼畜の残業時間を掛け算すると

正直結構もらっていた気がします。

 

2年目にマジで月一回しか休めなくて、明細見たら給料が倍くらいになっていた時は

ビビりました。そこが唯一報われる時間でした。

 

缶コーヒーを一口だけ飲んで捨てるような

安い贅沢をしていました。なぜなら使う時間もないから。

 

ただこの時期通常の若手の倍ぐらいの稼働していたので

よく考えると倍ぐらい業務経験を積めたのかなあとも思います。

 

非常に辛かったけど、あの時の苦難が今の自分のスキルの根底を作ってくれているとも思います。

 

でも絶対戻りたくはないけど。

資料ビリビリ事件

新人時代の話。

 

新人時代、私は仕事が全然できなかった。

なにせITのことで私が知っているのは「Yahooジャパン」くらい。

ブラインドタッチもできないし、

サーバって何?

端末って何?

というレベルだった。

 

マジで学生時代に培った肉体的な強さは一ミリも役に立たず、

殴り合いなら絶対勝てると思っているような上司に毎日ゴミのように扱われていた。

 

それでも忍耐力だけはあったので

毎日「最悪こいつ殺すわ」と思いながら毎日パソコンをカタカタしていた。

 

そんなある日、先輩がMVCについて図解した資料を作ってくれた。

※その先輩は、他の上司とは違いとても優しい人だった。

 

残念ながら「Yahooジャパン」しか脳内にストックがない私には

そんな優しい資料を見ても理解はあまりできないのだが

とりあえずその資料を見ながらプログラムを作っていた。

 

そんな時クソ上司がこう言ってきた。

 

「何見てんのお前?」

 

「そんなもの見てやってるからサーいつまで経っても覚えねんだよ」

 

 

そう言ってその資料を取り上げ、私の目の前にぶら下げた

そして次の瞬間

 

ビリビリビリ....

 

その資料を真っ二つに矢引きはじめたのだ

 

自分の目を疑った。

いくら私がゴミスキルだからといって、こんなドラマのイジメシーンみたいなこと

現実に見るとは思わなかった。

 

私があんまり使えないから、何か勘違いして調子に乗っているんだな

と思った。

 

先輩も

「え、、せっかく作ったのに、、」

とぼやいていた。

 

確かにそもそも作ったのは先輩だ

同時に二人の人間を侮辱するコスパのいい暴挙だった。

 

言い分としては

もっと悩んで試行錯誤しないと覚えないぞってことみたいだったが

破く意味はそこにはない。

 

こいつ殺したろかほんまと思った。

 

その数年後、まあまあ私が会社で評価させるようになり

久々に会うと

 

「あの頃はパワハラしてたよな〜俺 アハハ」

 

みたいなことを呟かれることがあった

 

 

アハハじゃねえぞぶっ殺すぞ

こっちは一生忘れねえぞハゲ

 

この時のことはいまだに忘れない。

その後この上司は悲しいかなまあまあ出世していくのだが

私は絶対に忘れない。

 

今、私は当時のその上司とおなじくらいの年齢や立場に近くなったが

全くあの行動は理解ができない。

 

筋力もまだ維持しているし転職したので

そのうちぶっ殺したろかなと思います!

 

たよれるクソスタンプ エンジニア編

たよれるクソスタンプ エンジニア編

store.line.me

着席30分あとよろ事件

突然来た特急案件の話

 

入社4年目くらいだっただろうか

私はとある業務パッケージの改修案件に携わっていた。

そんな中、突然特急のヘルプ案件の話が回ってきた。

 

・求職者向けのwebシステム(Java)の改修

・結合バグ改修をしてほしい

・期間は2週間程度

・毎日定時で良い

大体こんな内容だった気がする。

 

こんな案件の振られ方、今思えばあとにも先にもこれのみだった。

背景に何があったのか、当時は疑問も持たなかったが、

多分誰かが飛んだかなんかで、Javaできる人をさがしてて、別案件うちの会社にお声がかかったんだろうと思う。

勤務地も同じビルだった。

 

当時の私は、リーダーの方にこの話をきいて、なんの疑いもなくこの承諾し、翌日から勤務先の2つ下の階へ出勤し始めた。

 

着席30分であとよろ

 

案内されると、特に開発者メンバー仲間みたいなのは他おらず、いたのはリーダーぽい人とマネージャーぽい人のみだった。

しかもその2名の席は、私の席から階の端と端といっていいくらい離れていたので

もう実質、孤島だった。

 

そのリーダーぽい人とから

・zipにかためられたeclipse

EXCELの結合バグ一覧

を渡され

じゃあ、…後はよろしくお願い致します🙏」

と言われ、私の作業は始まった。

 

え、それだけ?w

さすがの私もここは自分の耳を疑った。

導入フォロー最短記録更新だった。

色々と変わった現場は見てきたが、導入は嘘でももう少しは説明してくれるものだが、そんな常識ここでは通じなかった。

 

それでも当時の私は、そもそも自分に価値なんてあると思ってもいなかったし与えられた仕事をこなすだけと思い

 

わっかりました!!

 

そう言ってとりあえずeclipseを解凍して動作確認することから始めた。

 

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誰がこんなサイトで転職すんねん

 

幸いにも意外と普通にローカルで画面を立ち上げることが出来た。

 

確かに落ちることなく画面遷移はできるたものよ、バグ票に書いているのは

値が違うだの

計算が合わないだの

なぜか初期化されるだの

普通に単体レベルのバグがほとんどだった。

 

 

 

一応バグ票に「あるべき姿」は書いてあったので

それに即すように改修を続けていった。

 

ただ、そのあるべき姿ってのに近づけると

明らかに他の画面との矛盾が起きたり

別の改修箇所が見つかったりの連続で

一歩進んで2歩下がるの繰り返し。

 

そもそも転職サイト?みたいなサイトだったのだが、死んでもこのサイトで転職はしたくないと私は思っていた。

 

それでもひたすら原因を調べて

コーディングし続けるのは正直ちょっと楽しかった。

 

闇のタク代5千円

 

そんな中、一つどうしても解決できないバグにぶち当たった。

※あまり覚えていないが、多分参照渡しとかを私が十分に理解できていないことで解決ができなかったことのような気がする。

 

当日中にどうしてもこのバグは解決してほしかったらしく

定時退社の約束を無視して「なにとぞ🙏」されたので

私は残ってバクの対応をした。

 

(上司からもあとから「え?話ちがくね?」といわれたけど笑ってごまかした)

 

私も多分自分のスキルがもっとあれば解決できたことのような気がなんとなくしたのもあって

容認して作業を続けた。

しかしどうしても解決ができなかった。

 

エレガントでなくてもよくて、強引なやり方でもいいからなんとかしてくれと言われ

 

そうであればあと1〜2時間あればできる。

そう提案したときはすでに夜24時くらいだった。

 

本当にどうしても解決してほしかったのか

マネージャーらしき人が、

 

タクシー代は出しますんで🙏と言ってきた。

 

本当今思えばもうちょい「いやいや」とか引いても良かった気がするがまたしても

 

わっかりました!!

 

と言って深夜2時くらいまで作業を続けたのであった。

 

なんとか深夜まで対応し、事象を解決することができた。

現場にはもう誰一人残っている人はいなかった気がする。

 

タク代盛っても良かったなと今になって思う

 

そして私は初めて現場からタクシーで帰宅をし、

深夜のタクシーは鬼のように飛ばすんだなぁ

ということを知り、ひとつ大人になりながら自宅にたどり着いた。

 

翌日、バグが解決した旨と、

タク代が「✋(五千円)」これだけかかりましたと伝えると

マネージャーらしき人が完全なるプライベートなお財布からスッと一枚のお札を置いていった。

 

そしてその数日後、この案件からはおさらばとなった。

なんだかんだコーディングを沢山できたのと

よほど前のエンジニアが酷かったのか、すごい感謝をされたので

個人的には楽しかったので

上司に「あそこまた行きたいです」なんて言ってみたけど

「儲からないから」の一言で一蹴された。

 

この転職サイトはいつリリースされたのだろうと

あれから何度か検索してみたが、未だに見つけることはできていない。。

 

 

 

 

30代SEが転職して思ったこと

ホントマジで早く転職すればよかった

一言でいうとタイトルに尽きる。

「ホント」と「マジ」は同じ意味だけど、それを連続で使っちゃうくらいそう思う。

 

何を慎重になっていたのか。何をリスクと思っていたのか。

 

今思うと馬鹿らしい。転職とは選択の一つだ。新卒入社してから選択を一つもしないで今まで来たのかと思うと何やってたんだと思う。

もし似たような境遇の人がいたら是非参考にしてほしいと思う。

 

転職したかったわけ

 

詳しいクソエンジニア歴史は後々書いていこうと思うが、あまりいい思い出はない。

とにかく激務で、年齢を重ねるとエンジニアというより

売上重視で、いかに安い人材を沢山かき集め、

なんとかプロジェクトをまわすだけの存在になりかけていて、

クリエイティブな仕事をしたかった私はずっと疑問をかかえながら仕事をしていた。

 

 クソエンジニア歴史例)

  • 休み一回/月 → アホか
  • 1年単位でドナドナ → 開拓して盛り上がるまでが仕事
  • すべては稼働時間でカバー → スケジュール調整とか皆無
  • マネージメントという名の尻拭い → エンジニアではない=クソエンジニア

 番外編)

  • コーヒーのマドラーはボールペン事件
  • 着席30分で「あとよろ」事件
  • 資料ビリビリ事件

本当に色々なことがあったが、転職リスクのことを必要以上に考えてしまい

簡単には転職に踏み切れなかった。

同じ気持ちの人も多いと思う。

 

転職に踏み切れなかったわけ

転職するまではこんなことを考えていた。

  • 転職は逃げだ
  • あいつはダメなやつだ思われるのではないか
  • 給料さがったらどうしよう
  • 次の会社が合わなかったらどうしよう
  • おれが辞めたら現場は回らないんじゃないか
  • 仕事って辛いことだらけだもんな

転職した今、すべて明確に論破できる自信がある。

まだ転職して半年程度しかたっていないとはいえ、

それでもあの時の自分と論破対戦をするのであれば、絶対に勝つ自信がある。

 

転職してみての感想

転職は逃げだ

 

回答:転職は選択だ。

 

 

私は体育会系で育ったからなのか、「途中で辞める」ということに対して

嫌悪感を持っていた。

ただ人も環境も思考も常に変化していくし、会社も変化していく。

この変化に対して柔軟に対応していくにはその都度選択をすべきだった。

この選択の中で「現状維持」というのは一番楽な方法じゃないかと思う。

私は辛抱強く一死貫徹していたように見えて、10年以上一番楽な選択をしていただけだったと思う。

これこそ本当の意味での逃げである。

 

今の環境と、今の自分に最善の選択を常にしていかなければいけない。

転職はその選択の一つだと思う。逃げでもなんでもない。

 

おれが辞めたら現場は回らないんじゃないか

 

回答:回る 

 

回る。絶対回る。もしかしたら悪くなるかもしれないけど、良くなるかもしれない。

けど、そんなものはどんな時だっていえることだ。

 

私は責任感だけは常に強く持って仕事をしてきた自負がある。

だからこそ、辞めた後の会社のことを考えてしまい無責任に転職に踏み切れない自分がいた。

 

でも、自分一人いなくなったところで、会社潰れたりとか絶対ない。

自分の存在それで潰れるくらいの会社ならどっちにしてもつぶれる。

 

 確かに今までたくさんの仲間たちの「途中離脱」を見てきたし、

その中には「え、この人いなくなったら終わりじゃね???」

という人も沢山いた。

しかし、今振り返ってみると、すべて何とかなっている。

明日突然いなくなっても、引き継ぎがなくっても、なんとかなる。

そんなものだ。気にすべきところはそこではない。

 

自分の人生と会社の将来がどっちなのかを考えれば答えは簡単。

会社のことを考えて自分を犠牲にする意味はない。

 

仕事って辛いことだらけだもんな

 

回答:この思考で仕事をするのは不幸すぎ

 

仕事は

 

自分の得意分野をいかに伸ばすか

 

にかかってくると思う。

 

当たり前だけど、

誰でもできる仕事は給料が安いし、特定のスキルを持った人しかできない仕事は、
その分給料が高くなるものだと思っている。

辛いこと、向いていないこと不得意なこと

これを克服したところで、平均的ににマイナスだったところから

人並みになっただけで、社会的な需要はない。

だったら自分の得意なこと、楽しいことをいかに伸ばして、仕事にしていくかというのが大事なんじゃないか。

辛さに耐えた先に何もないなら、早く環境を変えるべき。

人生で仕事に使う時間は計り知れない。

学生時代とは比べものにならない。

 

行動(転職)して良かった

 

転職後も同じSESではあったが

自分の希望する案件に配属させてもらうことができた。

案件ガチャに当たっただけかもしれないけど

少なくとも前の会社では絶対にあり得ないような案件であったし

何より、何か行動を起こさないと何も変わらないということは、痛感した。

 

万が一転職したあと、環境が悪くなっていたとしても

自分が良い環境にいたと気付くことができたと思う、

悪かったならまた転職するなり自分が変わるなりすればいい。

 

 とにかく行動しなければ、ずっと「このままでいいのかなぁ」と思い続けたまま

人生を送っていたことになる。

 

結果的には、給料や現場環境、メンタル的にも改善することだらけだった。

残業時間も大幅にへったので、クソエンジニアの経験を活かして

もっとクリエイティブな活動をしていきたい。

 

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クソエンジニア自己紹介

30代SEが転職を決意

自己紹介

  • 30代半ばSE
  • 新卒入社から転職経験なし
  • マネジメント経験あり

私は学生時代は体育会系で育ち、技術力が皆無の状態で何とか入れた

会社でSEとなった。客先常駐のSESだ。

大学時代、就活をするもやりたいことがなく、思っていたのは

 

デザイナーとかやりてぇなぁ

 

くらい。

そこから

 

デザイナー ⇒ Webデザイン ⇒ Webシステム ⇒ SE

 

といった具合に、雰囲気で受ける企業をスライドしていた結果、

私は一つのSES会社に内定をもらった。

 

その会社での十数年間、クソみたいなエンジニア人生だったが、30代半ばにして転職を決意し現在はそこまでクソではない状態まで来たと思っている。

 

そこで経験したクソみたいなできごとと、

転職をしておもったことなどを綴っていこうと思う。