クソエンジニアブログ

クソエンジニアのブログ

資料ビリビリ事件

新人時代の話。

 

新人時代、私は仕事が全然できなかった。

なにせITのことで私が知っているのは「Yahooジャパン」くらい。

ブラインドタッチもできないし、

サーバって何?

端末って何?

というレベルだった。

 

マジで学生時代に培った肉体的な強さは一ミリも役に立たず、

殴り合いなら絶対勝てると思っているような上司に毎日ゴミのように扱われていた。

 

それでも忍耐力だけはあったので

毎日「最悪こいつ殺すわ」と思いながら毎日パソコンをカタカタしていた。

 

そんなある日、先輩がMVCについて図解した資料を作ってくれた。

※その先輩は、他の上司とは違いとても優しい人だった。

 

残念ながら「Yahooジャパン」しか脳内にストックがない私には

そんな優しい資料を見ても理解はあまりできないのだが

とりあえずその資料を見ながらプログラムを作っていた。

 

そんな時クソ上司がこう言ってきた。

 

「何見てんのお前?」

 

「そんなもの見てやってるからサーいつまで経っても覚えねんだよ」

 

 

そう言ってその資料を取り上げ、私の目の前にぶら下げた

そして次の瞬間

 

ビリビリビリ....

 

その資料を真っ二つに矢引きはじめたのだ

 

自分の目を疑った。

いくら私がゴミスキルだからといって、こんなドラマのイジメシーンみたいなこと

現実に見るとは思わなかった。

 

私があんまり使えないから、何か勘違いして調子に乗っているんだな

と思った。

 

先輩も

「え、、せっかく作ったのに、、」

とぼやいていた。

 

確かにそもそも作ったのは先輩だ

同時に二人の人間を侮辱するコスパのいい暴挙だった。

 

言い分としては

もっと悩んで試行錯誤しないと覚えないぞってことみたいだったが

破く意味はそこにはない。

 

こいつ殺したろかほんまと思った。

 

その数年後、まあまあ私が会社で評価させるようになり

久々に会うと

 

「あの頃はパワハラしてたよな〜俺 アハハ」

 

みたいなことを呟かれることがあった

 

 

アハハじゃねえぞぶっ殺すぞ

こっちは一生忘れねえぞハゲ

 

この時のことはいまだに忘れない。

その後この上司は悲しいかなまあまあ出世していくのだが

私は絶対に忘れない。

 

今、私は当時のその上司とおなじくらいの年齢や立場に近くなったが

全くあの行動は理解ができない。

 

筋力もまだ維持しているし転職したので

そのうちぶっ殺したろかなと思います!

 

たよれるクソスタンプ エンジニア編

たよれるクソスタンプ エンジニア編

store.line.me